文学・評論6

ぶんがく・ひょうろん6 商品一覧
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驢馬とスープ―papers2005-2007
「外国から帰ってくることの利点とは、日本で生じている事件に対して、いくぶん達観した姿勢がとれることだと思う」。 このエッセイ集はヨモタのこのスタンス、視点に貫かれている。「日本人に亡命者がほ......
李香蘭と東アジア
2001年出版だが、今読んでも面白い。私は最近「迎春歌」「暁の脱走」「醜聞」や沢口靖子の「さよなら李香蘭」上戸彩の「李香蘭」など彼女のDVDを見たりしているが、この本はシンポジュウムや論文などを編集......
ラブレーの子供たち
私にとって今のところ一番好きな料理本。何度も繰り返し読んじゃいます。本屋さんでこの本を見かけると「中に料理にまつわる面白い話がいーーーっぱい書いてあることにあんまり気付かれてないんだろうなあ、かわい......
四方田犬彦の引っ越し人生
そっか百冊目か。正直もっとか、とっくか、と思ってた。最近、以前にも増して多作だし。 著者の17回には及ばないが、この作品きっかけに数えてみたら私も13回の転居を経験していた。しかもその場所が結構......
指が月をさすとき、愚者は指を見る―世界の名科白50
四方田さんのお書きになる文章が好きです。底の浅い私が考え着かないような角度や視点から物事を見られていて、読む度に目が覚める想いがします。ことに映画に関する記述は非常に美しい言葉表現で綴られており、彼......
優雅な獲物
ボウルズの作品には、あわれみや奇跡はおきない。残酷すぎるほどの現実があるのみである。妻に裏切られる男を描いた「庭」出奔したマリカのその後の人生「学ぶべきこの地」不条理な文章の中にも、どこ旅好きやカフ......
モロッコ流謫
モロッコについて調べる必要があり読んだ。著者はたくさんの本を出版しているようだが、私はこれまでこの著者の本を読む機会がなく、これが初めて読んだ本。冒頭にジャームッシュの紹介でボウルズに会いに行くエ......
漫画原論
記号論・映像論などをベースに持つ、人文科学系インテリの四方田氏の手によるマンガの表象システム論を体系的に論じた入魂の一冊。 同系統の本に詳しい人に言わせて見れば内容的には、夏目房之介氏の著作と重な......
摩滅の賦
評論、詩、エッセイ、小説、様々な形で著者の思索の過程が詰まった一冊です。テーマも宗教・芸術・文学・社会問題と様々ですが、著者の魅力は、このような、形式もジャンルも横断してしまう文章の魅力にあると思い......
蹴りたい背中
「最年少芥川賞受賞」のオビに多数の方が踊らされたと思われる「なんて事のないお話」。 賞に選抜された理由が不明だが(少なくとも私は内容を読んでみて、サッパリ想像できなかった)、賞に選ばれたこ自体は作者......
インストール
綿矢りさの第38回文藝賞受賞作品。 2作目の「蹴りたい背中」で芥川賞とったから、作家の名前を知っている方は多いはず。 本の後ろカバーにあった著者の写真が可愛いかったから、購入してしまったという大変......
インストール (デザートコミックス)
簡単に説明すると、思春期の刺激的な火遊びが、オトナの世界を知るきっかけになるという話でした。 現実味には、少し欠ける部分があるだけに、漫画化することで、違和感が強まったかもしれません。 でも、この......
吉行理恵詩集
この詩集を手にして30年近くなりますが、未だ完全に理解出来ない奥の深さと、難解さがあります。しかし、この果てしなく深いメルヘンの世界に浸っていると、何故かとても満たされた気分になるのです。この詩集は......
湯ぶねに落ちた猫 (ちくま文庫 よ 22-1)
猫や家族に関するエッセイと、短編小説「小さな貴婦人」「黄色い猫」がおさめられています。 猫に関する文章は、表紙から想像される雰囲気を裏切らず、楽しめる内容で、著者と猫の深い絆が感じられます。 「小......
小さな貴婦人 (新潮文庫)
私も愛猫に先立たれてしまったので、読んでみようと取り寄せました。 文章は難解で、私の読解力不足のためか、支離滅裂に思われる部分もあるのですが、何故か手に置いて何度も読み返したくなり、読んでいると心が......
落日の門
「2.16事件」を男女と家族のドラマという観点から切り出した連作短編集です。基本は人間ドラマですが、そこは連城三紀彦だけあって、推理小説的な技巧が凝らされた連作短編集です。表題作で冒頭に配されている......
夕萩心中
◆「菊の塵」 明治の世に、武士道を貫こうとする夫婦の物語。 病床に縛られ、屈辱の日々を送っていた元軍人の夫の死から浮かび上がるのは、 歴史の闇の底でくすぶり続ける人の妄念と業......
戻り川心中 (1980年)
◆「桔梗の宿」 死体が握っていた一輪の白桔梗。 二つの殺人事件を繋ぐこの花は 〈ダイイング・メッセージ〉なのか、 あるいは何かの〈見立て〉なのか? 結末で浮かび上がるの......
離婚しない女 (文春文庫)
一人の男性をめぐって、二人の女性がそれぞれの愛の貫き方を綴っていく。家庭を守ることを決意し、去っていく由子に対し、夫を殺してまで、彼を放さない美代子。 由子と美代子がそれぞれ交代に自分を主人公にして......
夜のない窓 (文春文庫)
こんなふうに誰かが誰かの人生をコントロールすることができるのだろうか。それとも、世の中はみんなこんなものなのか。コントロールしているつもりが、「されている」人が多いのではないだろうか。...
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